
この協力章は、特に顕著な功労があると認められる警察部外者に対しての表彰で、今年は全国で約40名が受賞されました。兵庫県では私一人ということで、この上ない名誉と光栄を感じております。

その対象となったものは、兵庫県警察学校文化クラブの書道講師として、昭和51年から45年間の指導(その間延べ15,000人以上)と、県警機関誌の書道コーナーを20年以上担当したことの功績が認められました。
国民を守るための厳しい訓練や勉強をしている警察学校の生徒にとって、クラブ活動はホッと一息つける貴重な時間です。実用書道(年賀状・うちわに文字書き、のし袋・美しい名前の書き方など)や機関誌への作品出品等を通して、警察学校の若い生徒達に日本の文化の一つである書道を筆や墨、和紙を使って文字を書く楽しさを伝えています。これからも情操教育の一端を担い、指導を続けていきたく思っております。


(村上 松月 記)