会場:下関勤労福祉会館
書香「入門・古筆に学ぶ」で関戸本古今集の解説をなさっている 伊地知紀子先生は、さくらの開花とともに下関に来られました。
先生の研修は「小字の基礎から展開・応用」で、輪ゴムを使っての筆の持ち方から、(面の返し)(息つぎ)(リズム)(強調・沈み)(墨の出し方)等、美しいかなの要素を教えて頂きました。
その後、時間の許す限り机を回って、一人々に、ゆっくりと書いて見せて下さいました。
最後に集まって、個々にコメントを頂戴し、上達ぶりを褒めて下さり、皆さんは上機嫌で帰途につかれました。
又、休憩時の継ぎ紙・版木の料紙のお話は興味深いものでした。
先生には、大変感謝しております。
(松原 和子 記)