会 場:新潟東映ホテル(新潟市)
講 師:福井淳哉先生
助講師:中村暢子先生
テーマ:「古筆の基本」
第25回を迎えた新潟地区研修会では、毎回サブテーマを設定しております。
今回のサブテーマは「『古筆って何?』 新たな学びの地区研修」でした。
今回は福井淳哉先生をお迎えし、古筆に全く触れたことがない初学者の方にも理解できる講座をご講義いただきました。
豊富な講演経験をお持ちの先生だけに、パワーポイントによる説明で、視覚に訴え、かつ、巧みな話術で受講者を引き込み、時間が経つのを忘れるほどのすばらしい内容でした。
講座の要所要所で部分臨書の実習を行い、ベテランの参加者にとっても、新たな気づきのある有意義な研修となりました。
▲貴重な複製本を見せていただきました
研修終了後には、受講者が月例競書作品や公募展作品を持ち寄り、作品検討会を開催しました。
福井先生からはポイントを絞った端的な指導に加え添削も行っていただき、更には質問会にも的確なアドバイスを受け、皆さんとても晴れやかな顔で帰途につかれました。
1日研修でしたが、それ以上の実り多き時間でした。
(新保尚子 記)