2023年05月16日

第41回定例総会(令和5年度)/作品添削会

●と き  2023年5月14日(日)
作品添削会10:00〜14:00、総会14:00〜15:00
●ところ  兵庫県民会館

10時から14時の総会までお昼を挟みつつ、読売書法展等の作品添削会が開催されました。
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前日の定例研修会に引き続き、今回の添削会にも初参加の方がたくさんおられ、嬉しく思いました。
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理事長や総務の先生方を中心に時間いっぱい添削していただきましたが、
多くの方が参加され、全員分の添削が時間ギリギリで終了するほどの賑わいでした。
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14時より、書道香瓔会第41回定例総会を行いました。
小林顧問の進行により、令和4年度事業・決算報告、令和5年度事業・予算審議等について審議し、全議案とも満場一致で可決承認され、定刻通り無事終了いたしました。
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▲第21期研究生と共に恒例の総会日の集合撮影です。


(情報部U)
posted by 香瓔会 at 00:47| 日記

2022年10月25日

11月「かな書展」情報

「第9回日本美術展覧会(日展)」の書道部門の入選発表が行われ、いよいよ芸術の秋の本番を迎えました。
木々も秋らしく色づいています。
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11月の「かな書展」情報をお知らせします。

◆第9回 日展
 と き/11月4日(金)〜27日(日)
     〇観覧時間 午前10時〜午後6時(入場は午後5時30分まで)
     〇休館日 毎週火曜日
 ところ/国立新美術館(東京都港区六本木)

 https://nitten.or.jp/


◆第38回 読売書法展
【中部展】
 と き/11月22日(火)〜27日(日)
 ところ/《第1会場》愛知県美術館ギャラリー(名古屋市東区)
     《第2会場》愛知県産業労働センター「ウインクあいち」(名古屋市中村区)

 https://yomiuri-shohokai.com/shohoten.html

(情報部 S)
posted by 香瓔会 at 14:49| 日記

2022年05月16日

第40回定例総会(令和4年度)

●と き/2022年5月7日(土)13:00〜14:00
●ところ/ホテル北野プラザ六甲荘

3年ぶりに集合し、書道香瓔会第40回定例総会を行いました。

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廣田議長の進行により、令和3年度事業・決算報告、
令和4年度事業・予算審議等について審議し、
全議案とも満場一致で可決承認され、定刻通り無事終了いたしました。

西川総務より、「コロナ禍、そして榎倉会長の逝去後で足元がおぼつかない中、動揺しないように新体制で進めて行こう」のお言葉に、心強くなりました。

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▲新しい第21期研究生の皆さんです。
意欲ある方々が積極的に参加されました。今後の活躍が楽しみです!

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▲恒例の総会後の集合撮影です。今回は晴れたお庭にて。

(情報部U)
posted by 香瓔会 at 14:32| 日記

2022年05月14日

榎倉香邨先生を偲ぶ会

●日時 令和4年5月6日(金)11〜12時
●場所 ANAクラウンプラザホテル神戸 ザ・ボールルーム
●次第
 弔辞 黒田賢一先生
    [日本芸術院会員/日展副理事長] 
 弔辞 土橋靖子先生
    [日展監事/公益社団法人日本書芸院理事長] 
 弔辞 井戸敏三様
    [前兵庫県知事/公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構特別顧問] 
 弔辞 伊藤一彦先生
    [若山牧水記念文学館館長/歌人] 
 メッセージ 俵万智先生(代読)
       [歌人] 
 謝辞 岩永栖邨
    [書道香瓔会理事長] 
 献花

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榎倉香邨先生の偲ぶ会が執り行われた日の神戸は、初夏の暑さを感じるよく晴れた一日でした。
約800名の皆様にご参列のもと、榎倉先生とのお別れの時間をお過ごしいただきました。
お忙しい折、遠路お運びいただきまして誠にありがとうございました。

セレモニーでは、5名の先生方からお別れの言葉を頂戴しました。

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▲黒田賢一先生

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▲土橋靖子先生

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▲井戸敏三様

頂戴したお言葉の中から、ご本人の承諾のもと、内容の一部を抜粋し、紹介させていただきます。
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▲伊藤一彦先生
「榎倉先生、先生とお別れする日が来るとは信じていませんでした。
 先生は高齢と言われるお年になっても、いつも颯爽かつ潑溂として、次なるお仕事への意欲と挑戦のお気持ちを語っておられました。
 20年以上前、先生が若山牧水についての私の講演を聞いてくださったことがきっかけで、おつきあいが始まりました。
 責任の重さを痛感しますが、榎倉先生の70歳代後半からの約20年間は牧水とともにあったと言って過言ではありません。
 先生は、牧水の歌をひたすら書き続けられただけでなく、牧水ゆかりの全国の土地を訪れ、牧水の見た海と山とを自分の目に焼きつけられました。牧水の故郷である宮崎への来訪は当然数知れないほどでした。
 なぜ、牧水だったのでしょうか。『牧水が純粋だから』と榎倉先生からお聞きしたことがありますが、私は、先生自身が誰よりも純粋だったからだと存じます。
 『自分自身の信じた道を突き進む純粋と真実こそが芸術の尊さ』と考える榎倉先生にとって、『あくがれ』を生涯持ち続けた牧水は、まぎれもなくそんな芸術家でした。
 それに加え、先生には牧水に対する特別の思い入れがあり、先生の言葉を引用させていただきます。
 『医者の家の長男として生まれた牧水は、文学の道を選ぶことになる。
  18代も続いた家業とも言える神職を捨て、書の道を選んだ私。
  牧水の場合、母の英断で文学の道が決定的となるように、私には最愛の妻がいた。
  やがて書の道一筋にと、勧め抜いてくれた亡き妻への懺悔の気持ちが、牧水への傾倒を促進させてくれたと思っている』
 今は『あの世』で先生が奥様と仲睦まじく語らっていらっしゃることと信じます。
 拙い歌一首を最後に詠ませていただいて弔辞とさせていただきます。
   たましひを 線となし行となしたまふ 榎倉香邨先生の書  」

・俵万智先生(代読)
「コロナ禍が落ち着いたら……という言葉の虚しさを、ここ数年で一番感じたのは、榎倉先生の訃報に接した時でした。
 先生に初めてお目にかかったのは、宮崎県立美術館での『若山牧水没後90年記念 榎倉香邨の書―ふるさと』展でした。
 ご自身で作品の解説をされたおりに『私の心は根本海岸へ向かっています。残された時間は少ないが、これからは牧水の恋の歌を書きたい」とお話しされました。
 その言葉に勇気を得て、『牧水の恋』という私の本を、控室にお持ちしたのがご縁の始まりでした。
 『牧水にとって、恋とは何ですか?』
 まっすぐなご質問に、たじたじとなったことを思い出します。
 書道誌『書香』で、先生が牧水の恋の歌をお書きになり、私が選歌を担当し、エッセイを添えるという連載も、本当に楽しく充実したものでした。
 コロナ禍により展覧会が中止となり、再会を果たせぬままのお別れとなってしまいました。
 今はただ、先生とお会いできたことに感謝し、心からご冥福をお祈りするばかりです。」

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▲岩永栖邨
「本日の偲ぶ会には、大勢の皆様にお越しいただきましたことを、榎倉先生も大いに喜んでおられることと思います。
 香瓔会の『瓔』という字は首飾りのことです。
 香邨先生の『香』と合わせて先生を中心として美しい輪を作ろうと言う意味で命名されました。
 創立は、先生が57歳の時で、以来42年が経過しました。
 先生は創設時より『練り合わせる』と言う言葉を、よく口にされました。
 『社中やグループの垣根を無くし、皆で練り合う勉強をしよう』
 『絶えず明るく太陽を向く、ひまわりのような集団を作ろう』と薫陶され、私達は先生のこのような熱い思いの中で育てていただきました。
 今、要となる先生を失い、会の前途には大きな不安を覚えますが、先生のご遺志を継いで会の発展を図ることがご恩に報いることと考えています。
 どうぞ皆様には今後とも香瓔会の活動にご支援賜り、行く末を温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。
 本日はご参列いただきまして誠にありがとうございました。」

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別室では、榎倉先生の作品展示、「つながろうアート!榎倉香邨編」の動画放映、午後からは午前中のセレモニーの様子を撮影した上映も行いました。

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会場には、多くの作品のほか、先生の全身のお姿の写真も展示され、まるで先生がこの場におられるようなひとときを過ごすことができ、改めて先生の偉業に敬服するとともに、先生との思い出が蘇るお別れ会となりました。

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新型コロナウイルス感染予防対策と偲ぶ会の円滑な運営のため、一部の皆様には別室での動画視聴でのご参列や、香瓔会会員および会友には、午後からの参列を呼びかけたおかげをもちまして、偲ぶ会を滞りなく執り行うことができました。
ご協力いただきましたことに厚く御礼申し上げます。

※なお、偲ぶ会の様子はANAクラウンプラザホテル神戸様ご協力のもと、撮影した映像を公開しております。
 ご参列できなかった方におかれましても、こちらの動画をご覧いただければ幸いです。
 https://youtu.be/MS-o0-0s4Ds

書道香瓔会
posted by 香瓔会 at 22:26| 日記

2021年11月19日

釜石市民芸術文化協会から感謝状をいただきました

このたび、東日本大震災の被災地釜石市から紫鳳会主宰の近藤紫鳳(北九州市)へ感謝状をいただきました。

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▲読売新聞 福岡版 2021.11.19

被災地の皆様へ“ほっとするひとときを”持っていただきたく絵手紙風のお雛様色紙を10年間贈ってまいりました。 
11月13日に開催された釜石市民芸術文化祭で、釜石市民芸術文化協会から感謝状をいただきました。
贈呈式では、オンラインでご挨拶することができました。
この様子は、YouTubeでご覧いただくことができます(「第51回釜石市民芸術文化祭」で検索してください)。
https://www.youtube.com/watch?v=kcxKv-qnp0E&t=3496s
 ※52:20頃〜58:05頃
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なお、後日、釜石市からも感謝状をいただけると伺っております。

(近藤 紫鳳 記)
posted by 香瓔会 at 15:01| 日記

2021年09月23日

『警察協力章長官賞』を受賞

令和3年7月1日、警察協力章長官賞を受賞いたしました。コロナ禍のため、兵庫県警察学校講堂にて、職員、生徒たちの前で伝達及び授与式がありました。
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この協力章は、特に顕著な功労があると認められる警察部外者に対しての表彰で、今年は全国で約40名が受賞されました。兵庫県では私一人ということで、この上ない名誉と光栄を感じております。
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その対象となったものは、兵庫県警察学校文化クラブの書道講師として、昭和51年から45年間の指導(その間延べ15,000人以上)と、県警機関誌の書道コーナーを20年以上担当したことの功績が認められました。
国民を守るための厳しい訓練や勉強をしている警察学校の生徒にとって、クラブ活動はホッと一息つける貴重な時間です。実用書道(年賀状・うちわに文字書き、のし袋・美しい名前の書き方など)や機関誌への作品出品等を通して、警察学校の若い生徒達に日本の文化の一つである書道を筆や墨、和紙を使って文字を書く楽しさを伝えています。これからも情操教育の一端を担い、指導を続けていきたく思っております。
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(村上 松月 記)
posted by 香瓔会 at 14:59| 日記

2021年07月21日

國分春泉さんがオンラインで福島県と書道文化を紹介します

東京2020オリンピック・パラリンピックに合わせて競技開催県や日本文化を、オンラインで世界に紹介しようという事業が日本財団ボランティアサポートセンターなどの企画で進んでいます。

本会同人の國分春泉さんが都市ボランティア「シティキャスト」として、7月30日、8月1日、7日の3回にわたり案内役を務め、福島県の復興を発信します。
國分さんは、國分さんの教室で書を学ぶ慶徳秀夫さんとともにズームミーティングを使って外国人に福島県とかな書道文化を紹介する事になっています。
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この活動を紹介する全国版ニュース番組(サタデーステーション)が7月17日に放映され、その中で条幅を揮毫する國分さんの姿が紹介されました。

(栖邨)
posted by 香瓔会 at 09:19| 日記

2021年07月02日

信貴山の御神酒奉納永久収蔵展で「令和芸術宝珠賞」を受賞しました

6月18日から20日まで奈良県の信貴山玉蔵院において、「御神酒奉納永久収蔵展」が開催され、奉納式典に出席してまいりました。
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聖徳太子1400年御遠忌記念として、美術の杜出版株式会社の主催により、奈良豊澤酒造の「豊祝」というお酒に、ラベルを貼り奉納するという行事です。
奉納者の数は118名で、書道界では当会の榎倉香邨先生、尾崎邑鵬先生、池田桂鳳先生のほか、絵画や文芸の先生のラベルもあり、日展理事長の奥田小由女先生も奉納されました。

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▲尾崎邑鵬先生の御神酒

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▲榎倉香邨先生の御神酒

そのような奉納者の中で、私の「月の雫」と揮毫したラベルが「令和芸術宝殊賞」を受賞しました。
名誉ある賞をいただき、大変興奮しております。

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(村上 松月 記)
posted by 香瓔会 at 21:07| 日記

2021年04月17日

作品を母校へ寄贈致しました(中川聖久)

この度、想い入れのある作品を、母校へ寄贈致しました。
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▲読売新聞 3月3日付け朝刊
「麗しき 春の七曜 又はじまる」

(中川聖久 記)
posted by 香瓔会 at 00:37| 日記

2021年04月10日

加東市から榎倉会長に感謝状が贈呈されました

榎倉会長が居住する兵庫県加東市は、今年で市制15周年を迎えました。

昨年いただいた加東市文化功労者顕彰に続き、今回は市制15周年にあたっての感謝状をいただきましたので、報告します。
会長が旧加東郡滝野町に転住して33年、これまでの地元への文化振興に貢献した功績を讃えての感謝状です。

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なお、安田正義市長には、3月に開催された個展の会場にもお越しいただきました。
名誉ある感謝状を贈呈いただいたほか、市長自らご来場いただきましたことをこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

(情報部S)
posted by 香瓔会 at 09:20| 日記